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住まい住まい 2022.06.06

「高気密・高断熱」のメリットとデメリットとは
住宅用語を理解して賢く福井で家づくり!

「高気密・高断熱」ってどういうこと?







住まいの性能の高さを表す言葉として使われる「高気密・高断熱」。


夏は涼しく、冬は暖かく過ごすための性能として重視されています。



では気密性断熱性が高いとは、どのような状態のことを指すのでしょうか。




使われる素材はもちろん、高気密高断熱のメリット・デメリットをご紹介していきます。






家づくりを考えた際


この単語、よく聞くけれど意味を知っているようで知らないなぁ...


という言葉はありませんか?




はうすくらぶではそんな「今さら聞けない住宅用語」を分かりやすく解説!


基本的な住宅用語のポイントを押さえ、納得の家づくりを進めましょう!




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▼目次

・そもそも「気密・断熱」とは?

気密性・断熱性を高めるには?

・「高気密・高断熱住宅」のメリットは?

・「高気密・高断熱」のデメリットは?

・住宅会社ごとの特徴を知ろう!






そもそも「気密・断熱」とは?






気密」とは、内側と外側とで空気の出入りがない状態のこと。


建物の隙間が小さいほど、空気の出入りが少なくなり「気密性が高い」状態となります。


暖かい空気と冷たい空気は対流する性質があるため、気密性が低いと建物の内側(室内)と外側(屋外)との気温の差が大きい夏や冬に外気の影響を受けやすくなります。



一方「断熱」とは文字通り熱を断つという意味で、建物においては熱を伝わりにくくすることです。


熱の伝わりやすさを表す熱伝導率が低いほど「断熱性が高い」状態と言えます。


つまり、夏は屋外の熱が室内に伝わらないように冬は室内の熱が屋外に逃げてしまわないように断熱性を高めることで、室内の温度を保ちます。

気密性・断熱性を高めるには?






気密性を高めるために大切なのは、建物の隙間を無くすことです。


建物は多様な部材を組み合わせて造るため、腕の良い大工さんが施工しても目に見えない隙間が生じてしまうものです。


この隙間を無くすために、「気密テープ」などを使用します。



また、断熱性を高めるために重要なのが断熱材と窓です。


特に断熱材は、冬に着るジャケットをイメージすると分かりやすいでしょう。身体(室内)から出た熱を外(屋外)に逃さず、暖かさをキープしてくれますよね。


ちなみに、ジャケットにもダウン・フェザー・中綿といった種類があるように、断熱材の素材にもグラスウール硬質ウレタンセルロースファイバーなどさまざまな種類があります。



そして、気密性断熱性には相互作用があります。


気密性を高めることが断熱性を、断熱性を高めることが気密性を高めることにもなるため、同時に考えていくことが大事なのです。

高気密・高断熱のメリットは?






では、高気密高断熱の住まいは具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?


いくつか例を挙げてみましょう。



◯光熱費を節約


外気温の影響を受けにくい室内は冷暖房効率が高くなるため省エネにつながります。



◯ヒートショック対策


建物内で部屋ごとの温度差が生じにくいため、ヒートショックのリスクを軽減します。



◯防音効果がアップ


建物の隙間を無くすことで遮音性が高くなり、生活音の漏れや車などの騒音が気になりにくくなります。








高気密・高断熱のデメリットは?







メリットを見る限り、気密性・断熱性を高めていくと良いことばかりかと思われますが、もちろんデメリットもあります。



◯建設費用が高くなる


断熱材や性能の高い窓枠、窓ガラスなど、専用の資材が必要となるため一般的に建設費用が高くなる傾向があります。


長い目で見た省エネ効果や、費用を抑えるための各住宅会社独自の取り組みなども調べてみましょう。



◯湿気がこもりやすい


気密性の高い環境では、換気をしっかりと行わないと湿気がこもりやすくなります。


結露対策として24時間自動換気システムを導入したり、調湿効果のある壁材を採用したりと対策をしている会社がほとんどですので、気になる住宅会社があれば問い合わせてみることをオススメします。




このように長所・短所をしっかり理解した上で、理想の住宅環境を実現していきましょう!

住宅会社ごとの特徴を知ろう!






気密性断熱性を高めるために使用する部材(断熱材や窓枠の種類) や、性能を活かすためのシステム(換気システム)などは、各住宅会社によって取り扱い内容がさまざまです。


気密・断熱とはどういった環境のことを表すのか、しっかりと理解した上でご家族に合った方法を見つけてくださいね。



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