「採光」ってなに?
住宅用語を理解して賢く福井で家づくり!
明るい光が差し込み爽やかな風が流れる、そんな心地よい空間で暮らしたいと考える人は多いのではないでしょうか。
空間の快適性には、温度や湿度、広さなどさまざまな要素が関係していますが、
部屋の明るさや風通しを考える際、とても大切なポイントのひとつが「採光」です。
家づくりを考えた際
「この単語、よく聞くけれど意味を知っているようで知らないなぁ...」
という言葉はありませんか?
はうすくらぶではそんな「今さら聞けない住宅用語」を分かりやすく解説!
基本的な住宅用語のポイントを押さえ、納得の家づくりを進めましょう!
▼目次
・「採光」とは?
・建築基準法による規定
・採光=日当たりではない
・適切な窓の配置とは?
・採光計画の考え方
・採光を工夫して快適空間を
「採光」とは?
まずは、「採光」とは何かを確認しておきましょう。
採光とは、室内の環境を整えるため、室外の自然光を室内に採り入れることです。
一般的に、住宅における自然光は窓から取り入れることがほとんどですので、
採光計画とは、住まいの窓の配置や種類について考えること
と言えます。
建築基準法による規定
住宅の居室には、一定以上の自然光を取り入れることが建築基準法で義務付けられています。
「居室」とは生活のために継続的に使用する部屋のこと。
LDK (リビング・ダイニング・キッチン)や個室などが居室にあたり、トイレやバスルーム、玄関や納戸などは含まれません。
それぞれの居室に必要とされる採光の基準は、「有効採光面積」で示されます。
有効採光面積は、
窓の面積 × 採光補正係数(光の入りやすさを表す数値)
で算出され、それぞれの居室で床面積の1/7以上が必要です。
採光=日当たりではない
ここでひとつ注意点がありあす。
「採光が良い」と聞くと、「日当たりが良い家」というイメージがあるかもしれませんが、採光とは「自然の光を室内に採り入れること」であり、日当たりが良いかどうかは関係しません。
一般的に日当たりが良いとはされていない北側の部屋でも、有効採光面積の数値によっては採光が良い部屋、ということにもなります。
適切な窓の配置とは?
それでは、明るく心地よい空間づくりを考える際、どのように窓を設けるとよいのでしょうか?
立地条件により差はあるものの、
東側:太陽が東から昇るため午前中に光が入りやすい
南側:明るい光が入りやすく、リビングなど生活の中心となる空間やサンルームに適する。
西側:午後の西日が入りやすい。
北側:日が入りにくい。
といった大まかな特徴があり、部屋の向きや季節の特性を踏まえた全体的な間取りを考える必要があります。
また、天窓をつけたり、吹き抜けの上部に窓を設置したりするほか、窓の大きさや窓ガラスの種類を変えることなどにより光の入り方は変化します。
採光計画の考え方
窓をたくさん設置すれば採光は良くなりますが、多ければ良いというものではありません。
窓を設置する際には、光の入り方以外にも考えておくべきポイントがあります。
例えば
◯近隣の住宅や道路など、外から室内が見えやすくなる
◯窓が多く壁の面積が減ると、家具を置くスペースが限られる
◯室内の温度や湿度の調整が難しくなる場合もある
上記のようなことも念頭に置いておく必要があります。
心地よい空間づくりのためには、採光の良さを数値だけで測るのではなく、窓が空間にもたらす影響や注意点も含めて把握する必要があります。
採光を工夫して快適空間を!
採光の基となる窓は、大きさや位置、形状などにより光の採り入れ方はさまざまです。
窓には多様な役割があり室内の心地よさにも関わりが深いものですので、立地や周辺環境なども同時に考えながら、最適な採光計画を立ててくださいね!
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