建築士連載コラム|いんてりあ・とーく vol.1
「初めまして。HIDEさんです。」
「はじめまして。HIDEさんです。」
こんにちは。
今月から、コラムを書かせていただくことになりました。
建築士&インテリアプロデューサーの浅野秀代です。HIDEさんと、呼ばれています。
このコラムのなかで、インテリアや住まいづくりのお話を楽しくしていきます。
よろしくお願いいたします。
まずは、はじめましての自己紹介から。
私は、「らいふでざいん室・秀」の代表です。
え?「らいふでざいん室・秀」って、どんな会社ですか?て。
25年前に、「インテリアからの発想」「女性の思いは女性が聞く」というふたつのスローガンで
女性の目線で、住まいの新築やリフォームの設計・プランニング・工事施工を始めました。
25年前は、まだまだ、建築は(世の中は?)男性中心の時代でした。
家って、建築のカタチ(外観)が大切、男性志向的な…。
でもね。
毎日家のなかで、家事をしたり、おそうじしたり、家ってなかが大切なんですよ。
くつろぐのだって、家のなかでしょう?外から家を見て、生活するわけではないですよね。
だから「インテリアからの発想」なんです。
開業当時、タウンページに、小さく
「女性の思いは女性が聞く」
という広告を出してたんです。
そしたら…日曜の朝とかに、リーーン。電話が。
「あのぉ…女の人の思いを聞いてもらえるんですか?」
主婦の方から、そっと、電話をいただいたり。
女性の方からのご依頼がたくさんで、住まい談義をはずむ会話で楽しくすすめます。
住まいって、ほんとうに「十人十色」違います。
いろいろなご家族、いろいろな暮らしがあります。
私は設計士ですので、建築知識のノウハウはもちろんありますが、お客様の想いや、こまごました生活のありかたはお聞きしないと分かりません。
たとえば、お買い物したらまずどこに置くかとか、ゴミ箱はどう分けてるとか、お風呂のバスマットはどこに干すのかとか、家族の着替えはどこにしまうのかとか…
生活のあれこれは、もう〜キリがありません。
そんな細々したお話を延々するから、より暮らしやすい住まいが作れるんです。
お客様のお話を伺いながら、絶妙の合いの手でアドバイスさせていただくのが、「HIDEさん流」です。
ほんと「聞く」って、大切なんです。
生活の細々を、女だから共感、笑ったりもできます。
これ、男性の建築士にはなかなかできないと思います。
私たちにとっては「楽しい談義」も、男性にとっては「忍耐」になってしまいそうですから。
そして「楽しい」って大切なんです。
私たちお仕事お受けする側も、お客様と一緒に「楽しむ」。
住まいづくりは、楽しいが基本。
だって、笑顔の住まいがほしいのですから。
最後に
これからはじまるこのコラムのなかで、いろいろな住まいづくりのエピソードや、収納の考え方、部屋ごとのインテリアや、お部屋の飾り方、照明の知識、窓回りの知識、などなど…。
毎回タイトルを決めてお話しさせていただきます。
お楽しみに。
「インテリアからの発想」「女性の思いは女性が聞く」というふたつのスローガンを掲げ、25年前に住まいの新築やリフォームの設計・プランニング・工事施工をスタート。
今まで培ったノウハウやマインドをコラムで発信。