いちばん身近な住宅建築で、お客様を笑顔に
-株式会社 永尚 二級建築士 木下幾恵さん-
※現在の社会情勢を鑑みて、今回はZOOMでの取材となります。
挿入写真が荒く見づらいと思いますが、ご了承ください。
――本日はよろしくお願いいたします。
木下さん:よろしくお願いします。
――現在の仕事の内容と、この仕事に就いたきっかけを教えてください。
木下さん:主に住宅設計を担当しています。
元々、美術館や古民家などさまざまなジャンルの建物が好きで、学生時代はよく美術館や有名な建築家の作品を見てまわり、私もこのような立派な建物を建てたいなと思っていました。
好きな仕事で大勢の人に喜んでもらいたいな、と。
――現在は住宅を担当していますが、住宅設計に携わりたいと思ったのはなぜですか?
木下さん:初めは美術館など公共の施設を設計したいと考えていましたが、やっぱりいちばんお客様と近いのって住宅だなと思ったんです。
不特定多数を対象とするのではなく、それぞれのお客様と直接やりとりさせていただいて、ずっとお付き合いが続いていく。
そういう仕事がより私に合っているかなと思うようになりました。
――仕事のやりがいや達成感を感じるのはどんな時ですか?
木下さん:いちばんは、やはりお客様がありがとうと言ってくださった時です。
また、しっかり段取りを組んで工程通りに工事が進み、取引先様や業者さんにも仕事がしやすかったと感じてもらえた時は嬉しいですね。
――仕事をする上で大切にしていることは?
木下さん:住宅の設計はご夫妻とお話させていただくことが多いのですが、奥さまの場合は特に女性の設計士のほうが相談しやすいという方も多く、木下さんがいてくれてよかったと言っていただけることがあります。
そういったお声を聞くと、女性設計士として、お客様に何でも相談してもらえるような関係性を築き、もっとお客様に寄り添える仕事をしていけたらいいなと思います。
――学生時代に打ち込んでいたことは何ですか?
木下さん:中学、高校、大学で、部活の記憶しかないというくらい柔道に打ち込んでいました。
インターハイではベスト16の成績です。
学生時代のつらい練習の日々を思うと、仕事で困難なことがあっても乗り越える力になったりと、柔道の経験が仕事につながっている面もあると思いますね。
――現在の趣味は何ですか?
木下さん:昨年の秋にバイクの免許を取得しました。
会社の社長がバイク好きでSL230というオフロードバイクをお勧めしてくれて、これからだんだん暖かくなってくる時期なのでツーリングがてらいろんな建築を見に行きたいと思っています。
――今後の目標や、仕事を通して成し遂げたいことを教えてください。
木下さん:一級建築士の勉強中で、今年は資格を取って活躍の場をもっと広げたいです。
いまの木造住宅は約20~30年で建て替えやフォームが必要になってくることが多いのですが、もちろんそういったお手入れもしながら、建てた本人はもちろん、その子供、お孫さんまで世代を超えて愛され続ける建築をつくっていけたらなと思います。
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