クローゼットを考える
住宅用語を理解して賢く福井で家づくり!
「クローゼット」とは?
家づくりを考える際、すっきりと片付いた居住空間をつくるために重要な「クローゼット」。
皆さんは「クローゼット」と聞くと、どんな空間が浮かびますか?
一般的には衣類の収納場所として考えられており、広さや他の空間からのアクセス、
主な用途などによってさまざまな種類があります。
今回は、クローゼットの種類についてまとめてみましょう。
家づくりを考えた際
「この単語、よく聞くけれど意味を知っているようで知らないなぁ...」
という言葉はありませんか?
はうすくらぶではそんな「今さら聞けない住宅用語」を分かりやすく解説!
基本的な住宅用語のポイントを押さえ、納得の家づくりを進めましょう!
▼目次
・「クローゼット」とは?
・クローゼットの種類
・何のためのクローゼットかを考えよう
「クローゼット」とは?
クローゼットの種類
「壁面クローゼット」は、最も一般的な形状で、壁面に設置し1列に衣類を並べるタイプのクローゼットです。
アパートやマンションでもよく見かけるもので、衣類がそこまで多くない子ども部屋などに適しています。
ウォークインクローゼット(WIC)
「ウォークインクローゼット」は、クローゼットの中で歩き回ることができるくらいの大きさがあるものを指します。
衣類や鞄などの数が多い人や、家族と共用で使用したい場合、
また、トランクや季節用品なども一緒にしまっておきたいという場合に便利です。
一方で、人が中でスムーズに動くための余裕も必要となり、
広い空間が必要となるので間取りを考える際には注意が必要です。
ウォークスルークローゼット(WTC)
「ウォークスルークローゼット」は、通り抜けることができる、
つまり出入口が2か所以上あるクローゼットのことです。
このタイプを導入することの最大のメリットは、動線がスムーズになること。
例えば、「室内洗濯干し場で取り込んだ洗濯物をWTCにしまい、キッチンへとつながる」家事動線や、
「朝の準備として寝室の隣にあるWTCで着替えを済ませて、廊下などに出る」といったように、
生活動線の中にクローゼットを組み込みたい方におすすめです。
こちらも、WICと同様にゆとりあるスペースが必要となります。
その他のクローゼット
その他にも、用途に応じた呼び名のついたクローゼットがいくつかあります。
例えば、家族みんなの衣類などを収納する「ファミリークローゼット」や、
主に靴を収納するためのもので玄関に設けることが多い「シューズクローゼット」などです。
それぞれ、壁面タイプのほか、出入口が1か所のWICタイプ、
出入口が2つ以上のWTCなどさまざまなタイプのものがあります。