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住まい住まい 2023.04.14

クローゼットを考える
住宅用語を理解して賢く福井で家づくり!

「クローゼット」とは?

家づくりを考える際、すっきりと片付いた居住空間をつくるために重要な「クローゼット」。

皆さんは「クローゼット」と聞くと、どんな空間が浮かびますか?

一般的には衣類の収納場所として考えられており、広さや他の空間からのアクセス、
主な用途などによってさまざまな種類があります。

今回は、クローゼットの種類についてまとめてみましょう。




家づくりを考えた際


この単語、よく聞くけれど意味を知っているようで知らないなぁ...


という言葉はありませんか?




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▼目次

・「クローゼット」とは?

・クローゼットの種類

・何のためのクローゼットかを考えよう








「クローゼット」とは?






以前の記事で「ファミリークローゼット」について紹介しましたが、そもそも「クローゼット」とは、

衣類や鞄、貴重品などさまざまな物を収納保管するための空間や、戸棚などの家具を指します。

では、どのような種類があるのか、用途と共に詳しく見ていきましょう。

クローゼットの種類






壁面クローゼット

「壁面クローゼット」は、最も一般的な形状で、壁面に設置し1列に衣類を並べるタイプのクローゼットです。

アパートやマンションでもよく見かけるもので、衣類がそこまで多くない子ども部屋などに適しています。



ウォークインクローゼット(WIC)

「ウォークインクローゼット」は、クローゼットの中で歩き回ることができるくらいの大きさがあるものを指します。

衣類や鞄などの数が多い人や、家族と共用で使用したい場合、

また、トランクや季節用品なども一緒にしまっておきたいという場合に便利です。

一方で、人が中でスムーズに動くための余裕も必要となり、

広い空間が必要となるので間取りを考える際には注意が必要です。



ウォークスルークローゼット(WTC)

「ウォークスルークローゼット」は、通り抜けることができる、

つまり出入口が2か所以上あるクローゼットのことです。

このタイプを導入することの最大のメリットは、動線がスムーズになること。

例えば、「室内洗濯干し場で取り込んだ洗濯物をWTCにしまい、キッチンへとつながる」家事動線や、


「朝の準備として寝室の隣にあるWTCで着替えを済ませて、廊下などに出る」といったように、

生活動線の中にクローゼットを組み込みたい方におすすめです。


こちらも、WICと同様にゆとりあるスペースが必要となります。



その他のクローゼット


その他にも、用途に応じた呼び名のついたクローゼットがいくつかあります。


例えば、家族みんなの衣類などを収納する「ファミリークローゼット」や、



主に靴を収納するためのもので玄関に設けることが多い「シューズクローゼット」などです。

それぞれ、壁面タイプのほか、出入口が1か所のWICタイプ、

出入口が2つ以上のWTCなどさまざまなタイプのものがあります。

何のためのクローゼットかを考えよう




他の空間についても同じことが言えますが、大切なのは、とりあえず広い空間を確保することではなく、

「何のためにこの位置に収納が必要なのか」を考えることです。

どんなものをしまっておきたいか、どれくらいの頻度で出し入れをするのか、など具体的に考えていくと、

適切なクローゼットのタイプや大きさが見えてくるでしょう。

住宅メーカーの担当者に紹介してもらうのはもちろん、

家づくりを経験した友人に使い勝手などを聞くなど、さまざまなタイプを実際に見てみるのがおすすめです。






はうすくらぶ編集部
この記事を書いた人 はうすくらぶ編集部 ふくいの暮らしと住まいを楽しむ情報をお届けします!